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31日投開票の衆院選は、本格的な「野党共闘」が進んだことで、与野党による事実上の「2極対決」となった選挙区が多く生まれている。中でも自民党と立憲民主党の2候補による一騎打ちとなった選挙区の当落は、選挙結果の大勢を決める重要なポイントになりそうだ。党首や党幹部らが選挙区入りし、戦いは過熱している。
静岡3区(磐田市など)は、比例復活を含め2期務めた立憲元職で党県連副代表の小山展弘氏(45)と、3期連続で当選している自民前職で元防衛政務官の宮沢博行氏(46)の2人による戦いとなった。序盤の情勢調査では互角の戦いとみられており、「大物」が応援に駆けつける激しい選挙戦となっている。
これまで3区は野党票が分散する傾向があったものの、今回は共産党が候補者擁立を見送った。前回選の野党票を単純に積み上げれば、12万票を超えて宮沢氏の約9万8000票を逆転するため、両陣営は無党派層の取り込みも含めて支持拡大に躍起になっている。
小山氏陣営には22日に立憲の枝野幸男代表と連合の芳野友子会長がそろって応援に駆けつけるなど、党本部も議席獲得に力を入れる。枝野代表はJR磐田駅(磐田市)前で「大激戦だ。皆さんの力を貸してほしい」と呼びかけながら、聴衆とグータッチして雰囲気を盛り上げ、小山氏は「もう一度仕事をする場を与えてほしい」と訴えた。
一方、19日に同市であった宮沢氏の街頭演説には、自身の出陣式を欠席して自民の甘利明幹事長が姿を見せた。「共産党が限定的ながら政策決定過程に入る事態を認められない」と訴えると支援者から拍手が起こった。宮沢氏は…
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