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アフガン政権崩壊

イスラム主義組織タリバンが2021年8月15日、首都カブールを制圧し、勝利宣言。ガニ政権が崩壊しました。

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タリバンがドーハ事務所閉鎖を検討 意外な理由と「高いハードル」

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当事者間対話の会場で、女性の出席者と話す米国のハリルザド・アフガニスタン和平担当特別代表(左から2人目)とタリバンのシャヒーン報道官(同3人目)=ドーハで2019年7月8日、松井聡撮影
当事者間対話の会場で、女性の出席者と話す米国のハリルザド・アフガニスタン和平担当特別代表(左から2人目)とタリバンのシャヒーン報道官(同3人目)=ドーハで2019年7月8日、松井聡撮影

 アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが復権して約2カ月。食料不足は深刻化し、過激派組織「イスラム国」(IS)系組織による自爆テロも相次ぐ。首都カブール陥落後、日本を含む各国は大使館の機能を中東カタールの首都ドーハに移した。ドーハにはタリバンも政治事務所を置いており、米国との協議などが開かれてきたからだ。ところが最近タリバン暫定政権が、この貴重な他国との「交渉窓口」の閉鎖を検討しているという。その意外な理由とは――。

 アフガンでは2001年12月に旧タリバン政権が崩壊し、米国主導で新たな国造りが始まった。だがその後タリバンが勢力を盛り返し、駐留している外国の軍隊などへの攻撃が激化。和平に向けタリバンと米政府などが交渉するため、13年にドーハに政治事務所が設置され、タリバンの対外窓口として機能していた。

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【アフガン政権崩壊】

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