小笠原海底火山「戦後最大級」噴火 1300キロ先 沖縄の浜、軽石化

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 東京から南へ約1300キロ離れた小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」で8月に発生した噴火は、国内で戦後最大級の規模だったことが、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などの分析で判明した。噴煙の高さは海上16~19キロに達していた。かつては島だった鹿児島県・桜島が大隅(おおすみ)半島と地続きになった1914年の「大正噴火」に次ぐほどの大噴火だった。噴火で放出された大量の軽石が今月中旬から沖縄本島や奄美(あまみ)群島に漂着しているが、四国や本州への影響も懸念されるという。

 産総研の及川輝樹・主任研究員や気象庁などのチームは、気象衛星ひまわりのデータや地上から撮影された写真を基に、噴煙の高度や継続時間を分析した。その結果、大量の軽石や火山灰を放出し、噴煙が成層圏に達する「プリニー式噴火」と呼ばれる状態が、6時間半以上続いたと判断した。

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