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英月の極楽シネマ

京都の大行寺で住職を務める英月さんが仏教の次に大好きな映画について紹介する。

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英月の極楽シネマ

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年、英) いかなる苦境も光は照らす

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 2001年の米同時多発テロの首謀者の一人として、キューバのグアンタナモ収容所に収監されたモハメドゥ・スラヒ(タハール・ラヒム)。故郷のモーリタニアから罪状なしで連れてこられ、拷問を受け続けること数年。弁護士のナンシー(ジョディ・フォスター)が弁護を引き受けたことでようやく事態が動きます。不当拘束として米国を訴えたのです。けれども「テロへの制裁」を誇示したい政府は、死刑判決を下すよう軍に厳命。それに応えるため、親友をテロで失ったスチュアート中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)は裁判に向け調査を始めます。ナンシーもまた政府に機密書類の開示を求め、モハメドゥと面会を…

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