スポーツ報道とジェンダー 外見より実力伝えて 競技団体側も取り組みを

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足首まで覆う「ユニタード」を着て体操女子個人総合決勝に臨むドイツのキム・ブイ選手(中央)=有明体操競技場で2021年7月、宮間俊樹撮影
足首まで覆う「ユニタード」を着て体操女子個人総合決勝に臨むドイツのキム・ブイ選手(中央)=有明体操競技場で2021年7月、宮間俊樹撮影

 東京五輪ではドイツの女子体操選手が性的な視点で見られることへの抗議の意味も込め、レオタードではなく、足首まで隠れる「ユニタード」で競技会場に現れ大きな話題になった。

 大会は、メディアの伝え方を巡る問題が改めてクローズアップされる契機にもなり、期間中の定例記者会見には、大会組織委員会のジェンダー平等推進チームの一員として井本直歩子さんが登壇。スポーツ報道について「報道でも女子選手は『美しすぎる』などと言われ、純粋なアスリートとして見られていない場合がある」などと訴えた。

 露出の多いユニホーム姿の動画や画像が、性的な目的でネットメディアやSNS(ネット交流サービス)などで拡散する事例も国内外で見られる。競技団体側の取り組みも課題だ。7月のビーチハンドボール欧州選手権ではノルウェー女子代表がビキニパンツを拒否し、男性には認められている短パンでプレーに臨んだことで罰金を科せられた。

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