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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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譲り合いの岐阜4区、「地獄の」総力戦に 自民、野党共闘に危惧

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集まった支持者に手を振って出発する候補者=岐阜県可児市広見の選挙事務所で2021年10月19日午前10時33分、大竹禎之撮影
集まった支持者に手を振って出発する候補者=岐阜県可児市広見の選挙事務所で2021年10月19日午前10時33分、大竹禎之撮影

 選挙区の範囲が6000平方キロ超と全国有数の広さで、都市部から過疎に悩む地域までを抱える岐阜4区。「保守王国」の岐阜にあって、組織力を生かした選挙を大々的に展開する自民前職と、4度の比例復活当選を経て初の小選挙区での勝利を狙う立憲民主前職が2017年の前回衆院選同様に激しく競り合い、維新新人が2人を追う。

 「岸田総理の政策は我々『チーム岸田』が作った」。選挙戦序盤の21日、岐阜県可児市であった自民前職、金子俊平氏(43)の演説会。応援に駆け付けた岸田文雄首相にぴったりくっついた金子氏は約1000人の聴衆を前に、自身の所属派閥が岸田派で、首相との間に太いパイプがあることを強調。岸田首相は「私の側近として活躍する将来のホープ」と持ち上げた。

 演説会では県選出の参院議員に加え、4年前に政界を引退し、金子氏が地盤を譲り受けた父で元国土交通相の一義氏の盟友で、父とは同じ選挙区のライバルでもあった藤井孝男元運輸相も招かれ、応援弁士としてマイクを握った。

 自民がここまでの組織戦を展開するのは、1996年の小選挙区制導入以降、金子氏と藤井氏が交互に出馬するなどして守ってきた議席が、脅かされているためだ。県連は4区を重点地区に定め、所属県議に有権者100人の名簿を集めてくるよう指示。県連会長代行の猫田孝県議は首長や業界団体代表者との面会を重ね「地獄のような選挙」と気を引き締める。

 同じ日の夜、立憲民主前職、今井雅人氏(59)は…

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【第49回衆院選】

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