「最後は一人、強い心が自信に」元スキー距離代表の伝えたい思い
毎日新聞
2021/10/26 11:30(最終更新 2/3 19:38)
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雪上でも夏場の大会でも、コース脇に足を運ぶ。ノルディックスキー距離(クロスカントリー)の元選手で、海外スキーメーカーの日本代理店で働く大林千沙さん(36)は「少しでも支えになりたい」と北京冬季五輪を目指す選手らをサポートする。社会人は「雪なし県」での活動が珍しくないこの競技。自身も特殊で厳しい環境を経験したからこそ、伝えたい思いがある。
厳しい環境 「国体要員」が継続の道
北海道美幌町出身で、旭川大高から青森県の実業団に進み、20歳だった2005年には世界選手権に出場した。しかしワールドカップ(W杯)など国際大会では振るわず、山口県の国体強化選手として活動した。
距離選手を受け入れる企業は少なく、社会人で競技を続ける環境は厳しい。雪国以外に活動拠点を置く選手が多いのは、…
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