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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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北海道6区 しのぎ削る自民、立憲新人 引退前職の「継承」訴え

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街頭演説に集まった聴衆を前に「継承」を訴える候補者=北海道士別市で10月20日午後3時半ごろ(画像の一部を加工しています)
街頭演説に集まった聴衆を前に「継承」を訴える候補者=北海道士別市で10月20日午後3時半ごろ(画像の一部を加工しています)

 今回の衆院選では各地で世代交代が進む。とりわけ北海道6区は、自民党の元職、立憲民主党の前職がいずれも引退し、2新人にバトンをつないだ。自民新人で元道議、東国幹(あずまくによし)氏(53)、立憲新人で前旭川市長、西川将人氏(52)が事実上の一騎打ちでしのぎを削っている。

 衆院選が公示された19日朝、寒気が強まった旭川市。「元議員から直接、たすきをかけていただきます」。ホテルで開かれた出陣式で、自民の東氏に自民元職の今津寛氏(75)がたすきをかけるセレモニーがあり、「継承」を演出した。東氏はその後、第一声で「今津先生がこの三十余年積み重ねてきた実績をわれわれ後進の者は頭に焼き付け、この上川管内の声を反映させるべく戦うことを誓う」と訴えた。

 今津氏は当選7回を重ね、自民の安全保障調査会長などを務めた国防族だった。6区では立憲前職で元副農相、佐々木隆博氏(72)と2009年以降、4度にわたって対決し、今津氏1勝、佐々木氏3勝。今津氏は17年の前回、佐々木氏に競り負け、比例復活できずに落選し引退を決めた。自民の旭川市議のベテランは「中選挙区時代の派閥が今津氏のころは残っていたが、東氏に世代交代して結束しやすくなった」と漏らす。

 6区には前哨戦があった。…

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【第49回衆院選】

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