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和解のために 2021

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和解のために 2021

歴史が賠償のための手段だけに終わっていいのか

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日韓条約の批准書を交換する椎名悦三郎外相と李東元・韓国外相=韓国ソウルで1965年12月18日
日韓条約の批准書を交換する椎名悦三郎外相と李東元・韓国外相=韓国ソウルで1965年12月18日

 日本と朝鮮半島の間には、古代にさかのぼる長い歴史がある。1965年の日韓国交正常化は、日韓両政府が植民地支配の清算よりも、両国の経済協力を通して反共陣営を強化することを優先して実現された。しかし、その陰には、豊臣秀吉の朝鮮出兵なども含めた両国の歴史認識の違いがあり、それは「過去の直視」を重視する韓国と、「未来志向」を強調する日本という、双方の姿勢にも表れることになった。韓国・世宗大の朴裕河(パク・ユハ)教授はこうした経緯を踏まえ、歴史が憎悪を生み出すことがないよう、二分法に陥らない過去との向き合い方を提案する。

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