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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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焼き捨てた400票 前回衆院選で開票不正 元甲賀市課長の悔恨

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滋賀県甲賀市の元総務課長が2017年衆院選の未集計の投票用紙約400票を燃やした自宅の焼却炉=2021年10月17日午後5時35分、村瀬優子撮影
滋賀県甲賀市の元総務課長が2017年衆院選の未集計の投票用紙約400票を燃やした自宅の焼却炉=2021年10月17日午後5時35分、村瀬優子撮影

 課長はなぜ投票用紙を燃やしたのか――。前回2017年の衆院選滋賀4区で、滋賀県甲賀市選挙管理委員会の幹部らが未使用の投票用紙を使って白票約400票を水増しするスキャンダルがあった。さらに幹部らは未集計の投票用紙約400枚の処分を部下に命じ、有権者が投じた票は焼却された。民主主義を揺るがす「開票不正」から4年。再び迎える衆院選を前に、投票用紙を焼却した同市の元総務課長(58)が毎日新聞の取材に応じた。

市議選とダブル 台風21号の影響も

 17年10月22日の衆院選投開票は、31人が立候補した同市議選とのダブルだった。開票所の甲南情報交流センターには、衆院選滋賀4区と比例代表、最高裁裁判官国民審査、市議選の計4種類の投票箱が市内100カ所の投票所から集められた。その総数は、04年に5町の合併で市制に移行して以来最多の400箱。「衆院の急な解散により、合併後初めて国政選挙と市議選が重なった」と元課長は振り返る。

 さらに、超大型で強い台風21号も影響した。当日は…

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【第49回衆院選】

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