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第94回センバツ高校野球

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快進撃で近畿4強の和歌山東 硬式に転部から11年、苦闘の日々 

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【和歌山東-京都国際】京都国際に勝利し、喜ぶ和歌山東の選手たち=大津市の皇子山球場で2021年10月24日、滝川大貴撮影
【和歌山東-京都国際】京都国際に勝利し、喜ぶ和歌山東の選手たち=大津市の皇子山球場で2021年10月24日、滝川大貴撮影

 来春のセンバツの重要な選考資料となる高校野球の秋季近畿大会で、春夏の甲子園に出場経験がない県立高がベスト4に進んだ。県大会で今夏の甲子園優勝の智弁和歌山、近畿大会で同4強の京都国際を破った。軟式から硬式に転部して11年。「ボールは1ケースだけ」の出発から、どのように快進撃につながったのか。

 和歌山2位校の和歌山東は24日の準々決勝で、京都国際と対戦した。一回に6番・田村拓翔(たくと)=2年=の中前2点適時打で先行すると、1点リードの五回1死三塁では「ギャンブル」のサイン。1番・山田健吾(2年)が食らいつくように転がして遊ゴロにし、バットにボールが当たった瞬間にスタートを切っていた三塁走者が生還した。この追加点が効き、3―2で逃げ切った。

 京都国際とは昨年の近畿大会1回戦でもぶつかり、一時は2点リードしながら3―4で逆転負けしていた。和歌山東の米原寿秀監督(46)は「(京都国際に)リベンジという気持ちが選手にはあったと思う。フライを打ち上げずによく転がしてくれた」。4回目の近畿大会出場で初めて準決勝に進んだ。

 「最初の3年間で(硬式)野球部を卒業できたのは4人だけだった」。軟式から硬式に転部した当時…

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