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「稲むらの火」の町=和歌山県広川町 受け継がれる津波の教訓

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耐久中学の校庭に設置されている浜口梧陵の銅像=和歌山県広川町で2021年10月1日午後3時44分、東山潤子撮影
耐久中学の校庭に設置されている浜口梧陵の銅像=和歌山県広川町で2021年10月1日午後3時44分、東山潤子撮影

 <おでかけ>

 11月5日は「世界津波の日」。1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震が発生し、紀伊半島に津波が押し寄せてきた。広村(現在の和歌山県広川町)の商人、浜口梧陵(ごりょう)(1820~85)は自分の田にあった稲むら(わらの山)に火をつけ、村人を安全な高台に避難するよう誘導した。おかげで多くの村人が助かったという実話「稲むらの火」にちなんだ日だ。教訓が受け継がれている町を歩いた。【東山潤子】

 JR湯浅駅から徒歩15分ほどの場所に「稲むらの火の館」がある。「展示だけでなく、災害時には地域住民の一時避難場所、備蓄場所としても機能します」と館長の崎山光一さん(72)が説明する。崎山さんは、稲むらの火の話などを伝える「語り部ボランティア」だった。

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