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山梨県市川三郷町が発注した公共施設の設計業務を巡り、前町長の久保真一被告(82)と元町議の秋山詔樹被告(76)らが官製談合防止法違反容疑で逮捕、起訴された事件で、県警捜査2課などは27日、特定の設計事務所に受注させる見返りに現金200万円を受け取ったとして、久保前町長を加重収賄容疑で再逮捕した。また秋山元町議についても、設計事務所側から見返りとして1000万円を受け取ったとしてあっせん収賄容疑で再逮捕。県警によると、秋山元町議が受け取った現金の一部が久保前町長に渡ったとみられ、官製談合事件は贈収賄事件に発展した。
県警によると、久保前町長は再逮捕容疑を認め「不正な契約の謝礼として賄賂を受け取った。今後の選挙に使えるとの下心。町長の立場を利用して賄賂を受け取り、町長失格です」などと供述。秋山元町議も「町長に不正な行為をしてもらいたい旨を口利きし、謝礼として1000万円をもらった。町民、職員に申し訳ない」などと話し、容疑を認めているという。
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