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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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被団協の坪井直さん死去 96歳 核兵器廃絶を世界に訴え

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坪井直・広島県被団協理事長=広島市中区で2017年10月19日、山田尚弘撮影
坪井直・広島県被団協理事長=広島市中区で2017年10月19日、山田尚弘撮影

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)代表委員、広島県原爆被害者団体協議会(広島県被団協)理事長で、被爆者として世界に核兵器廃絶を訴えてきた坪井直(つぼい・すなお)さんが24日、貧血による不整脈のため亡くなった。96歳。葬儀は近親者で営んだ。

 広島工業専門学校(現広島大)の3年生で20歳だった1945年8月6日、学校へ向かう途中に爆心地の南約1・2キロの広島市役所付近で被爆し、上半身や顔にやけどを負った。似島(にのしま)(広島市南区)の野戦病院に逃れたが数日後に意識を失い、終戦も知らないまま40日以上、生死の境をさまよった。

 戦後は、広島県呉市や広島市の公立中学校で数学教師を務めた。自ら「ピカドン先生」と名乗り、毎年8月6日には子供たちに被爆体験を伝えた。中学校長を最後に86年に定年退職した。

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【広島・長崎原爆】

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