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24日に96歳で亡くなった日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)代表委員の坪井直(すなお)さんは、被爆地・広島の象徴的存在として核兵器廃絶運動の先頭に立ち続けた。「憎しみからは何も生まれない」。寛容な姿勢で平和の尊さを説き、2016年には広島を訪問したオバマ元米大統領と笑顔で握手した。名前の通り、真っすぐに「核なき世界」を追い求めた人生だった。
坪井さんは広島工業専門学校(現広島大)の3年生だった20歳の時、爆心地の南約1・2キロで被爆。全身に傷を負い、40日以上にわたって生死の境をさまよった。その時のことを「忘れようと思っても、忘れられん苦しみ」と形容した。
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