在来線版「ドクターイエロー」導入へ JR西が2025年度に

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報道陣に公開されたJR西日本の総合検測車「DEC741」=東大阪市で2021年10月22日、菱田諭士撮影
報道陣に公開されたJR西日本の総合検測車「DEC741」=東大阪市で2021年10月22日、菱田諭士撮影

 JR西日本は27日、線路を走りながら在来線の鉄道設備を点検する「総合検測車」(DEC741)を2025年度をめどに導入すると発表した。多数の車載カメラで撮影した画像を人工知能(AI)が診断するもので、国内の鉄道会社では初めてのシステムとなる。こうした点検は主に目視に頼っており、深刻化する鉄道業界の人手不足を解消する狙いがある。

 JR西によると、総合検測車は1編成2両。屋根や側面、床下に計64台のカメラ、夜間対応用の赤外線ライト計44台がある。最高時速100キロで走行しながら電柱や信号機、線路などを撮影。その後、画像データを地上施設の解析装置に移し、線路の亀裂や架線の損傷といった異常がないかAIがチェックする。車体には黄色の帯が塗装され、車両全体が黄色の新幹線用点検車両「ドクターイエロー」のように夜間でも目立つようになっ…

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