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ハゲタカジャーナル

ずさんな審査や手法で論文を掲載する粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」。安易に業績を得る手段として使われています。

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ハゲタカ誌対応、私立大3割に満たず 国立大は8割 文科省調査

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文部科学省がハゲタカジャーナルに関する調査結果を報告したオンライン会合の画面=2021年10月26日午前10時25分、鳥井真平撮影
文部科学省がハゲタカジャーナルに関する調査結果を報告したオンライン会合の画面=2021年10月26日午前10時25分、鳥井真平撮影

 掲載料を目的にずさんな審査で論文を掲載するインターネット専用の粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」(ハゲタカ誌)が増えている問題で、文部科学省は、ハゲタカ誌に対して何らかの対応をとっている大学は全国で36%にとどまるとのアンケート結果を公表した。国立大は8割が対応していたが、私立大は3割に満たなかった。国がこの問題で大学の対応状況を調査したのは初めて。

 ハゲタカ誌はネット上で無料公開されている学術誌で、近年急増している。特徴は、著者とは別の研究者による論文の審査(査読)が不十分▽著名な研究者を編集委員として無許可で記載▽出版社の所在地が不明――などとされ、著者が掲載料を払えば論文がそのまま載るケースもある。研究者は、研究論文が学術誌に掲載されないと業績と見なされないため、安易に業績を得られる手段として日本の研究者の投稿も後を絶たない。

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【ハゲタカジャーナル】

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