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なぜあなたはロミオ?

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「いらないものだけ手に入る」=堀川高志(kutowans studio)撮影
「いらないものだけ手に入る」=堀川高志(kutowans studio)撮影

 あっちもこっちもシェークスピアだ。分断社会やジェンダー、統治の混乱と、現代社会を読み解く切り口がいくらでもあるのだから当然なのかも。

 なかでもSF版ロミジュリ、土田英生(MONO)が19年ぶりに兵庫県立ピッコロ劇団に書き下ろした「いらないものだけ手に入る」(9~14日、尼崎・ピッコロシアター大ホール、土田演出)は、ひねりが利いて面白かった。

 地球をのぞむスペースコロニーが舞台。地球で隣国同士のマナヒラとコチが戦争状態に入ったことで、中立を標ぼうするコロニーのカフェにも不穏な影が忍び寄る。物語は、それぞれマナヒラとコチにルーツを持つ露美(橘義)と樹里(樫村千晶)の禁断の恋を軸に展開するが、一筋縄ではいかない。

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