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曽根崎署の大広報板 /大阪

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交通事故で亡くなった少女をしのぶ詩が曽根崎署の大広報板に張り出された。事故の悲しさを訴える友達の詩に通りかかる人たちが足を止めた=1966年10月1日撮影
交通事故で亡くなった少女をしのぶ詩が曽根崎署の大広報板に張り出された。事故の悲しさを訴える友達の詩に通りかかる人たちが足を止めた=1966年10月1日撮影

 1960年代、大阪駅前にある曽根崎署の玄関前の両脇に大きな広報板があったという。しゃれた絵入りで、「ドロボウに注意」「酔っ払いは命取り」などのキャッチフレーズが次々と出されていた。警察離れした内容だと評判で、キタの名物になっていたようだ。

 66(昭和41)年10月2日の毎日新聞大阪本社版の朝刊社会面に、広報板に掲示された詩が紹介された。交通事故で亡くなった友達を悼んだ小学5年生が書いた「帰ってこないユリヱちゃん」という題名の詩で、秋の全国交通安全運動で同…

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