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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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「不要不急」叫ぶ社会で孤立する学生 コロナで気付いた1票の重み

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衆院選に対する意見を述べる大学生たち=大津市瀬田2の「tugumi」で2021年10月21日午前11時43分、諸隈美紗稀撮影
衆院選に対する意見を述べる大学生たち=大津市瀬田2の「tugumi」で2021年10月21日午前11時43分、諸隈美紗稀撮影

 「あなたのやっていることは不要不急だ」。高齢の祖母らと暮らす滋賀県内の女子大学生(23)は、新型コロナウイルスの感染を恐れる家族から人混みに出ることを禁じられた。「社会から価値がないと思われているのではないか」。そんな思いが湧き上がったという。新型コロナの感染拡大は、若者の生活にも大きな影響を与えた。31日に投票が迫る衆院選で、大学生たちは1票にどのような思いを込めるのか、取材した。【諸隈美紗稀】

 女子学生は90歳を超える祖母ら家族4人で暮らす。欧州への1年間の留学予定が2020年2月、新型コロナの影響で中止になり、自分の将来を考える県外の学生団体に精力的に参加していた。ところが、同年4月、家族から「あなたのやっていることは自分のためでしかない」と言われたという。それから7月ごろまで女子学生は、ほとんど自宅やその周辺で過ごしたという。「不要不急」が叫ばれ、「何も前に進んでいない状況に疲弊し…

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【第49回衆院選】

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