プレサンス前社長への無罪判決 検察の強引な取り調べ批判 明浄学院事件

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無罪判決を受け、記者会見する不動産会社「プレサンスコーポレーション」の山岸忍前社長(中央)=大阪市北区で2021年10月28日午後3時41分、梅田麻衣子撮影
無罪判決を受け、記者会見する不動産会社「プレサンスコーポレーション」の山岸忍前社長(中央)=大阪市北区で2021年10月28日午後3時41分、梅田麻衣子撮影

 学校法人「明浄学院」(大阪府熊取町)が土地売却で得た手付金21億円を着服したとして、業務上横領罪に問われた東証1部上場の不動産会社「プレサンスコーポレーション」(大阪市中央区)前社長、山岸忍被告(58)の判決で、大阪地裁は28日、無罪(求刑・懲役3年)を言い渡した。坂口裕俊裁判長は検察側が立証の柱とした関係者の供述の信用性を否定し、「(前社長が)着服計画を認識していたとするには、合理的な疑いが残る」と判断。強引な取り調べがあったとして検察の捜査も批判した。

 前社長は、事件を主導した元法人理事長の大橋美枝子元被告(63)=業務上横領罪で実刑確定=らと共謀し、2017年7月ごろに法人が明浄学院高校(同市阿倍野区)の土地をプレ社に売却した際の手付金21億円を複数の会社口座を経由して着服したとして、大阪地検特捜部に逮捕・起訴された。

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