- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

岐阜県中津川市のリニア中央新幹線「瀬戸トンネル」の工事現場で27日、作業員2人が死傷する崩落事故が発生した。JR東海は28日の緊急記者会見で、掘削中の非常口トンネルで崩落が2回起きたことを明らかにした上、全作業員に安全対策を再徹底するまで数日間、品川―名古屋間で進めている計14カ所の山岳トンネル工事を中断すると発表した。県警は同日、業務上過失致死傷の疑いもあるとみて、事故現場の実況見分を行った。
県警中津川署によると、この事故で、福井県美浜町河原市の作業員、小板孝幸さん(44)が死亡し、愛知県長久手市の男性作業員(52)が左足を骨折するなどの重傷を負った。ともに火薬を使用して掘削する発破作業の資格を持ち、20年以上の経験があるベテランだったという。
この記事は有料記事です。
残り647文字(全文976文字)