「最後まで若くて逝った人」 坂田藤十郎さんを関係者がしのぶ

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ありし日の坂田藤十郎さんの写真が飾られた祭壇=東京都港区で2021年10月28日午後0時50分、内藤絵美撮影
ありし日の坂田藤十郎さんの写真が飾られた祭壇=東京都港区で2021年10月28日午後0時50分、内藤絵美撮影

 昨年11月12日に88歳で亡くなった文化勲章受章者で日本芸術院会員、人間国宝の歌舞伎俳優、坂田藤十郎さんをしのぶ会が28日、東京都内のホテルで催され、関係者ら約1000人が献花をし、故人を懐かしんだ。

 約5000本のカーネーションなど白と紫の花で彩られた祭壇には、文化勲章受章時に撮影した写真が飾られた。また会場には、生涯に1400回以上演じた「曽根崎心中」のお初や「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の政岡などの舞台写真、妻で元参院議長の扇千景さんとのプライベート写真など69枚が展示された。

 扇さんは「芝居のことしかわからない人でしたけれども皆さんに愛され、悔いがないと思います。風邪もひかず、10歳で初舞台をしてから88歳まで、一度も休演のない役者は珍しいと言われました」と涙ながらに亡夫を懐かしんだ。

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