ヤクルト下克上優勝 防御率ワーストからなぜ投手陣を立て直せた

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セ・リーグ優勝が決まり笑顔で記念撮影を行うヤクルトの投手陣とコーチら。けがで5月末に離脱するまで中継ぎとして貴重な働きをした近藤(上段右から4人目)の姿も=横浜スタジアムで2021年10月26日、西夏生撮影
セ・リーグ優勝が決まり笑顔で記念撮影を行うヤクルトの投手陣とコーチら。けがで5月末に離脱するまで中継ぎとして貴重な働きをした近藤(上段右から4人目)の姿も=横浜スタジアムで2021年10月26日、西夏生撮影

 プロ野球・ヤクルトは6年ぶり8回目のセ・リーグ優勝を果たした。昨季まで2年連続最下位で、下馬評を覆しての戴冠だった。大型補強もない中、どう「下克上」を成し遂げたのか。「投手陣」「外国人」「若手」をキーワードに、三つの「なぜ」から底上げの秘密を解き明かす。

 チームが「勝負の6連戦」と位置付けた10月5日からの3位・巨人、2位・阪神との上位争い。2021年型「勝利の方程式」の今野、清水、マクガフの3右腕が実力を見せつけた。3人は巨人との3連戦全試合に登板し、1点も与えず3連勝に導いた。続く阪神戦も含め6連戦での救援陣の失点はわずか1点。5勝1敗でライバルたちを圧倒した。

 ヤクルトのチーム防御率は19年が4・78、20年は4・61と2年連続12球団ワーストで課題は歴然だった。今季も先発で規定投球回に達した投手がいない中、なぜ投手力を立て直し、優勝を勝ち取ることができたのか。その要因の一つが中継ぎの奮闘だ。

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