特集

第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

特集一覧

投票率 低いと与党、高いと野党有利? 議席数への影響どうなる

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
期日前投票所で1票を投じる有権者=福島市役所で2021年10月20日、肥沼直寛撮影
期日前投票所で1票を投じる有権者=福島市役所で2021年10月20日、肥沼直寛撮影

 与野党が、31日に投開票される衆院選の投票率の行方を注視している。今回の選挙戦は、立憲民主党など野党5党が小選挙区で候補者の一本化を進めたことなどから、与野党の接戦区が増えた。そのため、投票率を左右する無党派層の動向が各党の議席数に大きく影響するからだ。

 「投票率が上がると、無党派層の票が野党に流れる。激戦区が多いので心配だ。投票日は雨になることを祈りたい気分だ」。自民党関係者は冗談めかしつつ、投票率と無党派層の動向に神経をとがらせる。

 一般的に、投票率が低いと企業・団体など組織戦を展開する自民や、支持母体・創価学会の支援を受ける公明党に有利に働くとされる。逆に、投票率が高ければ、無党派層からの票の上積みが期待できる野党に有利に働くケースが多い。

この記事は有料記事です。

残り831文字(全文1159文字)

【第49回衆院選】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集