- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

アンティークなインテリアでレトロな雰囲気漂う喫茶店。色鮮やかなクリームソーダを頼んだ若者が楽しそうにスマートフォンで写真を撮っていた。古めかしい喫茶店でリラックスし、「写ルンです」や「たまごっち」など昭和から平成前半に流行した物や文化を取り入れ、郷愁を誘う「昭和レトロ」「平成レトロ」として楽しむ若い人たちが増えている。
「コロナ前であれば、休日は若い子が店の外で何人も並んでいた。今は並びはしないけど常に満席。若い女の子だけで席が埋まることもある」。JR阿佐ケ谷駅前の喫茶「gion(ギオン)」店主の関口宗良(もとよし)さんは振り返る。若者が急に増えだしたのは2019年夏の全面禁煙以降。約40年前からあるクリームソーダは「その頃から爆発的に売れるようになった」。2、3人で来店し、ナポリタンなどと写真を撮っていく。
この記事は有料記事です。
残り1152文字(全文1512文字)