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気候危機への対応を議論する国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が31日、英グラスゴーで開幕する。岸田文雄首相ら各国首脳の参加が注目されるが、日本の高校生や大学生も現地入りする。会議後に定期試験を控えながら、学校を休んで行く生徒も。なぜそこまでしてCOP26に行くことを決めたのか。
「これ以上気候変動対策が先延ばしにされたら取り返しがつかなくなる。今年が最後のチャンスだと思う」。海外に行くのはこれが初めてだという東京都立武蔵高1年、福代(ふくしろ)美乃里さん(16)は参加を決めた理由をそう話す。
福代さんは、政府などに気候変動対策強化を求める全国的な若者の運動「フライデーズ・フォー・フューチャー(未来のための金曜日)ジャパン」の一員。大学生らメンバー4人と一緒に参加する。渡航費用は海外の財団などから支援を受けた。COP26ではオブザーバーとして会議の傍聴もでき、政府間交渉をフォローしたり、海外のNGOメンバーと交流したりする予定だ。
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