「雪見だいふく」のルーツは福岡の銘菓? 期間限定品としてコラボ

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石村萬盛堂の看板商品「鶴乃子」=福岡市中央区で2021年10月1日午後2時11分、植田憲尚撮影
石村萬盛堂の看板商品「鶴乃子」=福岡市中央区で2021年10月1日午後2時11分、植田憲尚撮影

 大手菓子メーカー、ロッテの人気アイス「雪見だいふく」の期間限定品が11月1日、全国で発売される。福岡市博多区にある1905(明治38)年創業の老舗菓子店「石村萬盛(まんせい)堂」が監修し、同店の銘菓を模している。一見異色の組み合わせだが、そこには人気アイスの誕生秘話があった。

 祖業のチューインガムに続いてチョコレートも人気を博したロッテが、アイスクリームに参入したのは1972年。だが、後発で苦戦を強いられ、当時は珍しかった冬に売れる商品を開発して活路を見いだそうとしていた。

 そんな中、たまたま九州に出張したアイス開発担当社員の一人が土産物として東京に持ち帰ったお菓子が、仲間の目に留まった。石村萬盛堂で100年以上親しまれ、白あんに卵黄を混ぜた黄身あんがマシュマロの中に入った看板商品「鶴乃子(つるのこ)」だった。開発担当者らは見た目から雪をイメージし、黄身あんをアイスに替えてマシュマロで包むことを思い付いた。

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