特集

第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

特集一覧

「民主王国」愛知、野党共闘があだに 労組、共産との接近に警戒

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
野党共闘が実現したが、小選挙区で敗れ支持者に頭を下げる立憲民主党の伴野豊氏(中央)=2021年10月31日午後11時55分、黒尾透撮影
野党共闘が実現したが、小選挙区で敗れ支持者に頭を下げる立憲民主党の伴野豊氏(中央)=2021年10月31日午後11時55分、黒尾透撮影

 単独過半数を確保するなど自民が全国的に堅調ぶりを見せた今回の衆院選は、「民主王国」と呼ばれた愛知県でも例外ではなかった。自民が前回衆院選より3増の11議席を獲得したのに対し、立憲民主、国民民主の旧民主系勢力は前回より3減の4議席にとどまった。自民に対抗するための野党共闘は機能しなかったのか。立憲関係者は「共闘は『両刃の剣』」と指摘する。

 「何とか差しきりたかった。本当に申し訳ありません」。10月31日の開票日深夜、愛知8区の立憲元職、伴野豊氏(60)は深々と頭を下げて敗戦の弁を述べた。当選した自民前職、伊藤忠彦氏(57)との差はわずか1065票。野党共闘が実現し、6回目の対決で初の一騎打ちだった。比例復活を果たしたものの伴野氏は「私の力不足」と笑顔はなかった。

 愛知は全15選挙区のうち10選挙区で共産が候補擁立を見送り、立憲や国民と候補者を一本化した。過去の民主系候補の得票と共産系を合わせると勝ち抜けると見込んだが、結果は6敗で多くが僅差で競り負けた。

 「共産がついたことで一定程度入れてくれた人はいると思うが、それ以上に逃げたとみないと(6敗という)この数は説明しにくい」と連合幹部は見る。背景について…

この記事は有料記事です。

残り470文字(全文979文字)

【第49回衆院選】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

ニュース特集