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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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河村建夫氏の長男、比例落選の背景 擁立反発した山口県連との確執

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支持者や父の河村建夫氏(左手前)に落選を報告する建一氏(右)=山口県宇部市で2021年11月1日午前10時6分、林大樹撮影
支持者や父の河村建夫氏(左手前)に落選を報告する建一氏(右)=山口県宇部市で2021年11月1日午前10時6分、林大樹撮影

 10月31日に投開票された衆院選で、河村建夫元官房長官(78)の長男建一氏(45)が比例代表北関東ブロックで落選した。山口3区の自民党公認争いの末に引退した父に代わって国政を目指したが、当初予定した中国ブロックでの出馬が公示直前で覆り、無縁の土地での選挙戦を余儀なくされた。背景には擁立を巡る党県連の強い反発があった。

 「残念ながら議席を得ることはできませんでした」。落選したことを受け建一氏は1日午前10時過ぎ、山口県宇部市の事務所で、支持者や視線を落とす河村氏に向かい深々と頭を下げた。3区で党公認を受けた林芳正元文部科学相(60)は31日夜に早々と当選を決めていた。悲願のくら替えに林氏が万歳三唱した宇部市内のホテルと対照的に、建一氏の事務所は静まりかえった。

 3区では、林氏を支援する県議らを中心とした県連が、河村氏ではなく林氏の公認を党本部に申請。保守分裂選挙を回避するため党本部は10月13日、河村氏に引退を促すとともに、建一氏を中国ブロックに比例単独で擁立し名簿順位で優遇する案を示した。河村氏はこれを受け入れ、党本部は15日、中国ブロックでの建一氏公認を発表した。

 ところが翌日、…

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【第49回衆院選】

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