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厚労省、コロナ治療薬「ロナプリーブ」適用拡大へ 感染予防にも

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抗体カクテル療法の点滴薬「ロナプリーブ」=大阪市淀川区で2021年8月13日、菱田諭士撮影
抗体カクテル療法の点滴薬「ロナプリーブ」=大阪市淀川区で2021年8月13日、菱田諭士撮影

 厚生労働省の専門部会は4日、新型コロナウイルス感染症患者の重症化予防のための抗体カクテル療法に使う治療薬「ロナプリーブ」について、感染予防目的や無症状感染者の使用についても適用を拡大することを認めた。また、点滴に限定していた投与方法について、皮下注射でも使えるようにすることも認めた。これを受け、厚労省は近く承認する方針だ。

 ロナプリーブは、ウイルスに作用する二つの中和抗体「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を組み合わせた医薬品。国内では現在、重症化リスクのある軽症・中等症患者に点滴で投与することが認められている。新たに感染者との濃厚接触者や無症状感染者の発症リスクを低下させる効能が追加された。国内で製造・販売する中外製薬が10月に適用拡大を申請していた。

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