センバツ「21世紀枠」　鹿島高、県推薦校に　／佐賀

　県高校野球連盟は4日、来春の第94回選抜高校野球大会（日本高野連、毎日新聞社主催）の「21世紀枠」県推薦校に鹿島を選んだと発表した。推薦理由で「進学校で練習時間が少ない中で工夫して練習に取り組み、文武両道で良い成績を残している」と評価した。

　同校は9、10月に開かれた第149回九州地区高校野球佐賀大会で3位。2019年NHK杯では鹿島実との統合チームで優勝し、同年夏の県大会で優勝した佐賀北に惜敗するなど躍進している。

　鹿島は夏の甲子園に過去2回出場し、1960年には4強入りした。同年以降の甲子園出場はなく、第91回大会でも21世紀枠県推薦校に選ばれたが、これまでセンバツ出場はない。今後九州各県の推薦校8校から1校に絞り、22年1月28日の選考委員会で全国から21世紀枠3校を選出する。【井土映美】