連載

くらしナビ・ライフスタイル

日々の暮らしが豊かになる情報をお届けします。

連載一覧

くらしナビ・ライフスタイル

韓流ブームと「嫌韓」/上 二つの潮流、なぜ併存?

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
多くの若者らでにぎわう東京・新大久保のコリアンタウン=東京都新宿区で9月20日、金志尚撮影
多くの若者らでにぎわう東京・新大久保のコリアンタウン=東京都新宿区で9月20日、金志尚撮影

 「K―POP」をはじめとする幅広い分野で韓流は文化として定着した感がある。その一方、日韓の政治的対立を背景に嫌韓的な空気も漂い、在日コリアンを標的にしたヘイトスピーチや「反日」というレッテル貼りもやまない。この“チグハグさ”はなぜ生じ、どう向き合えばいいのか。

 まずは韓流の歴史をおさらいしておきたい。ドラマ「冬のソナタ」がNHKのBSで初めて放送されたのは2003年。ペ・ヨンジュンさんとチェ・ジウさんが主演を務めた純愛物語は爆発的にヒットし、社会現象と呼ぶにふさわしい熱狂が生まれた。

 「第1次韓流ブーム」と呼ばれるこの頃は中高年女性がファン層の中心だったが、10年前後から「少女時代」や「東方神起」といったK―POPアイドルが本格的に日本でデビューすると、若年層を取り込んだ「第2次」が巻き起こる。その流れは、今や世界的にも有名な「BTS(防弾少年団)」がけん引する「第3次」へと引き継がれ、コロナ禍による巣ごもり需要がもたらした現在の「第4次」へと至る。

この記事は有料記事です。

残り1321文字(全文1753文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集