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運搬や調理…メニューにもCO2排出量表示 COP26会場の飲食店

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食材の生産や運搬などの過程で排出される二酸化炭素の量を記したメニュー=英グラスゴーで2021年11月3日午後1時6分、信田真由美撮影
食材の生産や運搬などの過程で排出される二酸化炭素の量を記したメニュー=英グラスゴーで2021年11月3日午後1時6分、信田真由美撮影

 タルタルソースが添えられた「フィッシュ・アンド・チップス」は8ポンド(約1250円)で1・1キロ、チキンカレーは7ポンド(約1100円)で0・9キロ――。

 英スコットランド・グラスゴーで開催されている国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の会場内の飲食コーナーで販売されているメニューには、値段以外にも選択の参考になる数値が示されている。

 この数値は、原材料の生産、運搬、調理などに伴う温室効果ガスの量を二酸化炭素(CO2)に換算したもので、「カーボンフットプリント(炭素の足跡)」と呼ばれる。排出量を「見える化」することで、排出の少ないライフスタイルへの転換を促す狙いがあり、日本でも一部の商品などに掲載されている。

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