205年ぶり「鬼大師」公開 調布・深大寺、疫病退散を祈願

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205年ぶりに公開された「鬼大師」=調布市の深大寺で2021年11月2日、斉藤三奈子撮影
205年ぶりに公開された「鬼大師」=調布市の深大寺で2021年11月2日、斉藤三奈子撮影

 深大寺(東京都調布市)で「元三大師(がんざんだいし)像」の内部に納められた胎内仏(たいないぶつ)「鬼大師(おにだいし)」が疫病退散の願いを込め、205年ぶりに公開されている。張堂興昭(ちょうどうこうしょう)住職は「コロナ禍に苦しむ世情に厨子(ずし)の扉を開く時が来ました」と話す。21日まで。【斉藤三奈子】

 元三大師は、比叡山延暦寺中興の祖と言われる平安時代の高僧で、生前の名は良源(りょうげん)という。1月3日が命日のため「元三大師」の通称で親しまれている。

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