「ムショぼけ」元ヤクザの著者が伝えたい、シャバで生きる難しさ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
著書「ムショぼけ」について語る沖田臥竜さん=尼崎市で2021年10月8日午後0時2分、巽賢司撮影
著書「ムショぼけ」について語る沖田臥竜さん=尼崎市で2021年10月8日午後0時2分、巽賢司撮影

 14年ぶりに刑務所から「シャバ」に戻った44歳の元ヤクザは、長年のムショ暮らしの反動で、コンビニの若い女性店員と話すだけで緊張する。就職は初めて。幼かった子どもと再会し、別れた妻に思いをはせる。ヤクザだった男が悲喜こもごもに出所後の人生を歩む様を描いた小説「ムショぼけ」(小学館文庫)が話題を呼んでいる。「頑張ればどないかなる」と話す元ヤクザで著者の沖田臥竜さん(45)に作品を通じて伝えたい思いを聞いた。

この記事は有料記事です。

残り1679文字(全文1883文字)

あわせて読みたい

ニュース特集