「人が寝ている時に練習すればいい」 日本ハム・新庄監督の描く選手像
毎日新聞
2021/11/6 06:00(最終更新 11/6 06:00)
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プロ野球・日本ハムの新庄剛志監督(49)は報道陣の合同取材に応じ、選手たちに厳しい姿勢で臨む考えを示した。奔放な発言が注目されがちだが、本来は努力の塊。「夜、他人が寝ている時に練習すればいいんですよ。厳しくさせるつもりはない。僕がやってほしいことをすれば厳しくなるだけ」と宣言した。
背景には強い危機感があるようだ。ある人に「日本ハムの選手って知っていますか?」と尋ねると、返答は「いやー、知らないです」。スター選手の不在は、選手たちの実力不足に直結する問題でもある。「そういう全国区の選手が3、4人出てくれば、チーム力が上がっているということだ」と説明した。
報道陣から「日本ハムの選手の名前を挙げてください」と言われると、ドラフト1位新人で東京オリンピックでも活躍した伊藤大海投手の名はすんなり出たものの、あとが続かない。「帝京の……」と悩む。「杉谷(拳士)選手ですか?」と水を向けられ、ようやく思い出した。
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