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通学や仕事をしながら家族の介護をする子ども「ヤングケアラー」。将来が左右される深刻なケースも。

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ヤングケアラー 小学生5.7%、中学生4.1% 入間市が実態調査 支援条例制定へ /埼玉

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 入間市は、市内の小中学生ら約1万人を対象に家族の介護や世話を担う子ども「ヤングケアラー」の実態調査を行い、結果を公表した。小学生で5・7%(141人)、中学生4・1%(79人)が該当した。市は調査結果を元に相談や啓発態勢づくりを進め、支援条例制定を目指す。

 調査は7月、スマートフォンやタブレット端末などで無記名で実施した。回収率は、小学4~6年生70・8%(2480人)、全中学生50・1%(1907人)など。

 小中学生の結果をみると、ケアの内容は、「兄弟のケア」(小60・3%、中55・7%)や「家の中の家事」(小45・4%、中59・5%)が高い割合を示した。「身の回りのケア」(小27・7%、中25・3)、「気持ちのケア」(小14・9%、中22・8)もあった。

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