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韓流ブームと「嫌韓」/下 文化を入り口につながる

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在日コリアンに対する差別表現を叫びながら大阪市の御堂筋を歩くデモ隊=2014年6月8日
在日コリアンに対する差別表現を叫びながら大阪市の御堂筋を歩くデモ隊=2014年6月8日

 「韓流」と「嫌韓」の“チグハグさ”はなぜ生じ、どう向き合えばいいか。「嫌韓」の背景を、日韓の若者文化に詳しい社会学者で常葉大准教授の福島みのりさんと考える。

 福島さんは嫌韓には二つの側面があると指摘する。一つは「劣っている」と見なした相手をたたいて自尊心を満たそうとする欲求。もう一つは、それがビジネスとしても成立しているということである。

 「最近よく目にするのが、韓国の格差や生きづらさを過剰に強調した本です。『この国は地獄か』とか『行き過ぎた資本主義』とかの文言が、帯やタイトルに付いているのが特徴です。(『日本から出て行け』と言うような)一般的なヘイトスピーチだけではなく、ここにもヘイト的な要素があると思います。若者たちもこうした本を見ると『韓国って本当に大変なんだね。日本に生まれてよかった』などと言います」

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