青函連絡船の運航記録「世界の記憶」に 登録目指しNPOが申請

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函館港に係留されている摩周丸=北海道函館市若松町で2021年11月4日、真貝恒平撮影
函館港に係留されている摩周丸=北海道函館市若松町で2021年11月4日、真貝恒平撮影

 北海道函館市のNPO法人「語りつぐ青函連絡船の会」が、函館と青森を結んでいた青函連絡船の運航記録を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)への登録を目指して文部科学省に申請した。運航記録は運航ダイヤなど40年分、約2万5000点に上る。北海道―本州を結ぶ海運の大動脈として経済の発展を支えた貴重な資料を世界に発信したい考えだ。【真貝恒平】

 港町・函館を見下ろす八幡坂。街並みの先に視線を向けると、函館港の若松埠頭(ふとう)に1隻の船舶が海上に浮いている。1965年に就航し、青函連絡船廃止の88年まで活躍した「摩周丸」(全長132メートル、8328トン)だ。現在は自力で動くことはできないが、「函館市青函連絡船記念館」として2008年から語りつぐ青函連絡船の会が管理・運営を担い、企画展やイベントなどを開いてきた。取り組みに賛同した音楽評…

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