兄が戦地に持参の日章旗、79年を経て北海道の妹へ 「形見に」

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兄の名が書かれた日の丸を感無量の表情で見つめる中股かず子さん(左)ら妹たち=北見市で2021年11月6日午後1時24分、本多竹志撮影
兄の名が書かれた日の丸を感無量の表情で見つめる中股かず子さん(左)ら妹たち=北見市で2021年11月6日午後1時24分、本多竹志撮影

 太平洋戦争の激戦地・ガダルカナル島で1942年、23歳で戦死した新江(あらえ)繁規さんが戦地に持って行ったとみられる寄せ書き付きの日章旗が、79年を経て故郷の北見市常呂町に届けられた。9人きょうだいの長男だった新江さん。遺骨もなく、実家近くに住む妹の中股かず子さん(93)は「兄がやっと帰って来られた」と涙を流した。

 新江さんは、盛岡の旧陸軍予備士官学校から旭川市の旧陸軍第七師団一木支援隊に配属された。日本側に約2万人の犠牲者が出たソロモン諸島のガダルカナル島で、米軍との地上戦のさなかの42年8月21日に戦死した。

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