特集

全国高校駅伝2021

2021年12月26日に京都市で開かれる男子第72回、女子第33回全国高校駅伝競走大会のページです。

特集一覧

全国高校駅伝

府予選 男子・清風、女子・薫英女学院V 共に大会新で都大路へ /大阪

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
13年ぶりの優勝を決めた清風のアンカー原口照規選手=大阪市東住吉区のヤンマーフィールド長居で2021年午後3時27分、隈元悠太撮影 拡大
13年ぶりの優勝を決めた清風のアンカー原口照規選手=大阪市東住吉区のヤンマーフィールド長居で2021年午後3時27分、隈元悠太撮影

 男子第72回・女子第33回全国高校駅伝競走大会の府予選(大阪高体連、大阪陸上競技協会主催、毎日新聞社後援)が6日、大阪市東住吉区のヤンマーフィールド長居を発着点とする周回コースであった。男子(7区間42.195キロ)は清風が2時間7分23秒で13年ぶり35回目の優勝。女子(5区間21.0975キロ)は大阪薫英女学院が1時間8分24秒で16連覇を果たした。いずれも大会新記録。男子は、2位の大阪(2時間7分48秒)も大会新をマークした。優勝した両校は、12月26日に京都市で開かれる全国大会に出場する。また、上位各6校は今月28日に兵庫県南あわじ市である近畿大会出場を決めた。【隈元悠太、山口一朗】

男子

 清風が前年の覇者・大阪との接戦を制して13年ぶりの都大路出場を決めた。この1年間、両足のけがに苦しんだ1区・藤本進次郎選手(3年)が序盤から第2集団に食い込んだ。約7キロの地点で、集団から脱落しそうになったものの、木村友泰監督が期待していた「ここ一番の集中力」を発揮して4位でたすきをつないだ。

 2区・奥野達選手(同)は「都大路出場が途切れてしまった13年間を取り戻す」と自らを鼓舞。区間タイで順位を2位まで引き上げて、たすきは3区・鳥井健太選手(2年)へ。鳥井選手も粘り強い走りで1位を走っていた大塚の選手に追いついた。

 4区・田中裕一朗選手(3年)は区間賞の快走でトップへ。試合後「後に控えている選手を勢いづかせる走りができた」と振り返った。

 5区・畑山陽星選手(同)と6区・林祐正(2年)はいずれも区間2位の走りで、チームの先頭を守る。ともに「追われる恐怖と戦った」と話した二人。林選手は「みんなで都大路に行きましょう」と声をかけてアンカーの原口照規選手(3年)にたすきを託した。

 「自分が決めなければ」と気持ちを固めた原口選手は、ラストスパートをかけて猛追する大阪の選手を振り切り、1997年に清風の先輩たちが出した大会記録を29秒更新して、13年ぶり35回目の優勝を果たした。

女子

指をつき上げてフィニッシュテープを切る大阪薫英女学院の西沢茉鈴選手=大阪市東住吉区のヤンマーフィールド長居で2021年11月6日午前11時9分、隈元悠太撮影 拡大
指をつき上げてフィニッシュテープを切る大阪薫英女学院の西沢茉鈴選手=大阪市東住吉区のヤンマーフィールド長居で2021年11月6日午前11時9分、隈元悠太撮影

 「走る5人だけじゃなく、12人の部員全員で勝利をつかむ」と大会に臨んだ大阪薫英女学院が、1区と3区の区間新を含む大会新記録で、16回目の都大路行きを決めた。

 1区・水本佳菜選手(2年)はリラックスした走りで、2位に58秒差をつけて区間新。同校OGで世界選手権日本代表にもなった松田瑞生さん(現ダイハツ)が2013年に出した従来の記録を23秒更新する快走で、2区(4キロ)の明貝菜乃羽選手(3年)にたすきをつないだ。普段は3キロ区間を走ることが多いという明貝選手は、ペース配分に苦しんだが、一度も首位を譲ることなく走りきった。

 3区・藪谷奈瑠選手(2年)の頭にあったのはメンバー唯一の1年、4区の向井友希選手だ。「初めての府予選を不安なく走らせたい」。1週間前には右足に痛みもあったが、後輩を思うと不思議と不安は消え、17年にやはり同校OGの高田晴香さんがマークした区間記録を10秒更新してたすきをつないだ。

 「先輩のおかげで良い状態で走ることができた」と向井選手。序盤少し緊張もあったが、チームを勢いづける走りで、2位に3分以上の差をつけてアンカーの西沢茉鈴選手(2年)へ。西沢選手は「後半にペースを思うようにあげることができなかった」と課題を挙げたものの、チームは4年前に薫英の先輩たちが出した記録を46秒更新する大会記録でのフィニッシュだった。

【全国高校駅伝2021】

時系列で見る

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集