埋め立て計画の湿原に絶滅危惧植物 北海道別海町、代替地を模索

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宮舞町湿原を視察する講演会の参加者=北海道別海町で2021年10月24日、本間浩昭撮影
宮舞町湿原を視察する講演会の参加者=北海道別海町で2021年10月24日、本間浩昭撮影

 北海道別海町にある宮舞町湿原に民間企業による埋め立て計画が持ち上がり、町民らが保存活動に乗り出した。湿地は町の中心部にありながら、環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に分類されるムセンスゲなど希少植物が自生する。町は、町の文化財指定も視野に土地所有者が求める代替地について検討を進めている。【本間浩昭】

 湿原は面積約2ヘクタールで、図書館やスーパー、飲食店などが並ぶ地区の一角にあり、夏にはホロムイソウやトキソウなどがかれんな花を咲かせる。今年7月、土地を所有する町内の民間企業が湿原を埋め立てて重機置き場にする計画が判明。町教委などが地権者の同意を得て調査した結果、環境省のレッドリスト記載の植物はムセンスゲを含めて10種、道のレッドリストも9種に及ぶことが分かった。

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