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秋季大会2021

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秋季都高校野球大会 国学院久我山V 二松学舎大付に劇的サヨナラ /東京

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【二松学舎大付-国学院久我山】優勝を喜ぶ国学院久我山の選手ら=神宮球場で、前田梨里子撮影 拡大
【二松学舎大付-国学院久我山】優勝を喜ぶ国学院久我山の選手ら=神宮球場で、前田梨里子撮影

 来春のセンバツ出場校を選ぶ際の参考となる秋季都高校野球大会(都高等学校野球連盟主催、毎日新聞社など後援)は7日、神宮球場で決勝があった。国学院久我山が4―3で二松学舎大付に逆転サヨナラ勝ちし、劇的展開で37年ぶり3回目の優勝を飾った。安打数は国学院11に対し、二松学舎10の拮抗(きっこう)した好ゲーム。今夏、西東京で準優勝の国学院が、東東京で優勝し甲子園出場を果たした二松学舎を降す形となった。【加藤昌平、小林遥】

4番が決勝打

 国学院は先発渡辺が三回に二松学舎に先制を許すと、この回で降板。2番手松本慎は2失点を喫しながら、粘り強く打線の奮起を待った。八回に口火を切ったのは4番成田。二塁打で出塁し、後続のゴロの間に生還して1点を返した。最終回には、代打・鈴木勇や2番・木津の安打で2死満塁とし、成田が決定打を放った。二松学舎は4番瀬谷や6番小林の活躍で有利にゲームを進めたが、好投を続けていた布施が最後に国学院打線につかまった。

【二松学舎大付-国学院久我山】力投する二松学舎大付の布施=神宮球場で、前田梨里子撮影 拡大
【二松学舎大付-国学院久我山】力投する二松学舎大付の布施=神宮球場で、前田梨里子撮影

エース、飛躍誓う

 ○…「最後に(相手打線を)抑え切れない部分に自分の未熟さが出た」。二松学舎のエース布施は試合後、悔しさをにじませた。七回まで無失点の力投を見せたが、八回に1点を奪われ「気持ちにぶれが出た」と振り返った。気持ちを切り替えられないまま最終回のピンチを迎え、得意のカーブで勝負するもサヨナラ打を喫した。「気持ちがぶれないように、芯をもっと強く持ちたい」。目を赤くしながら、さらなる飛躍を誓った。


 ■ズーム

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二刀流でチームけん引 国学院久我山・成田陸内野手(2年)

 「自分の力を信じてフルスイングしてこい」。2点を追う最終回、2死満塁の好機で尾崎監督から背中を押され、打席に立った。初球は外角高めの変化球。「自分が打てるコースだ」と、思い切り振り抜いた。一塁を駆け抜けて二塁に到達した時、スタンドから大きな歓声が聞こえた。サヨナラの走者がホームベースを踏んだ瞬間だった。チームが勝ったことに気がついた。

 6日の準決勝では1本も安打を打てなかった。フォームを修正するため、その夜は自宅の前で長時間バットを振った。尾崎監督が「生真面目」と評する通り、“練習の鬼”だ。

 今夏スタートした新チームでは投手も任され、今大会は4試合で登板した。投げるのは小学生以来だが、練習で打撃投手を務めたことがきっかけで監督に指名されたという。

 「投手が不足しているため、自分も投げる場面をもらいながら貢献したい」。“二刀流”でチームを引っ張る頼もしい主砲だ。【加藤昌平】

〔多摩版〕

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