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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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福島第1原発の処理水を考える 漁師や専門家ら28日に対話集会

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東京電力福島第1原子力発電所内に置かれた処理水のタンク=福島県大熊町で2021年2月12日、滝川大貴撮影
東京電力福島第1原子力発電所内に置かれた処理水のタンク=福島県大熊町で2021年2月12日、滝川大貴撮影

 東京電力福島第1原発の処理水を考える材料にしてもらおうと、NPO法人「福島ダイアログ」(福島県いわき市)は28日、「処理水をめぐる課題を福島で考える、世界と考える」と題した対話集会を開催する。浜通りの漁師や観光業者、国内外の専門家らが課題や経験を共有し、登壇者同士で話し合ってもらう。同県楢葉町で開かれ、誰でもオンラインから視聴できる。

 政府は4月、第1原発事故で生じた処理水について2年後に海に放出する方針を決めた。トリチウムを含む処理水は国内外の原子力施設で放出されており、微量なら人体や環境に悪影響はないとされる。一方で、風評被害の再燃を懸念する水産業者らの反対は根強く、中国、韓国両政府も反発している。

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