触って伝える歯の磨き方 視覚障害者向け巨大模型製作で阪大がCF

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視覚障害者向けに開発された歯模型(右端と右から2番目)と従来の歯模型=大阪府吹田市山田丘の大阪大で2021年11月8日午前11時37分、近藤諭撮影
視覚障害者向けに開発された歯模型(右端と右から2番目)と従来の歯模型=大阪府吹田市山田丘の大阪大で2021年11月8日午前11時37分、近藤諭撮影

 視覚障害者向けの歯模型を全国の盲学校などへ無償配布しようと、大阪大大学院歯学研究科は8日、130セット分の製作費など1200万円を目標にクラウドファンディング(CF)を始めた。通常の2倍サイズで自由に歯並びを変えることができ、模型に触りながら歯磨き指導ができるのが特徴。資金が調達できれば、2022年秋ごろに無償配布を始めるという。【近藤諭】

 「ここは歯が内側にずれているから歯ブラシを縦に動かした方が磨き残しが少なくなる」。大阪大歯学部付属病院の村上旬平講師が、視覚障害者の高田英治さん(46)=豊中市=に2倍サイズの歯模型を触らせながら効果的な歯磨きの方法を指導した。高田さんは「口頭で説明されても分からないが、大きな模型を使うことで自分の歯並びがイメージでき、歯の磨き方が分かった」と笑顔で話した。

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