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海洋学者が警鐘 「炭鉱のカナリア的存在」日本海の異変とは

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日本海深層の調査で、深海に設置していた流速計を引き揚げる研究者ら=九州大の千手智晴准教授提供(画像の一部を加工しています)
日本海深層の調査で、深海に設置していた流速計を引き揚げる研究者ら=九州大の千手智晴准教授提供(画像の一部を加工しています)

 日本海で異変が起きている――。海洋学者らがそう指摘する。「地球温暖化の影響でないと説明ができない。異変により、長期的には生態系に影響が出るかもしれない」という。そんな日本海には、太平洋など大洋のように海水が循環する特性があることから、異変はいずれ大洋でも生じる可能性がある。「炭鉱のカナリア的な存在」と言われている日本海で、何が起きているのか。【荒木涼子/科学環境部】

海水温を観測し続けたところ…

 日本海全域では、水温や塩分の濃度を観測するブイ約200基が海中を自動で浮き沈みしている。深層の水温や流速を研究する九州大の千手(せんじゅ)智晴准教授(海洋物理学)は2020年2月、ブイから送られてきた水温データを解析し驚いた。

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【気候変動】

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