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「久保世代」を待ち受けるパリ五輪への狭き門 サッカー日本代表

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パリ五輪世代の(左から)藤尾翔太、細谷真大、藤田譲瑠チマ、松岡大起=いずれも福島県楢葉町のJヴィレッジで2021年10月28日、細谷拓海撮影
パリ五輪世代の(左から)藤尾翔太、細谷真大、藤田譲瑠チマ、松岡大起=いずれも福島県楢葉町のJヴィレッジで2021年10月28日、細谷拓海撮影

 2024年パリ五輪世代のサッカー男子日本代表が本格的に始動した。10月下旬に福島・Jヴィレッジでの2試合に連勝したU22(22歳以下)日本代表の大半は、パリ五輪に出場できる01年以降生まれだ。この世代はフル代表でも存在感を示すMF久保建英(マジョルカ)ら「海外組」や既にJ1で活躍する選手がいる。上々のスタートは、パリを巡る「久保世代」のし烈な競争の始まりでもある。

 10月28日のU23(23歳以下)アジア・カップ予選。日本は4―0でカンボジアを降した初戦(26日)に続き、香港を圧倒した。FW藤尾翔太(水戸)が左サイドからのクロスに頭で合わせて2得点。終盤には途中出場のFW細谷真大(まお、柏)がペナルティーエリア外から右足を振り抜き、駄目押しの2試合連続ゴール。4―0で快勝し、22年6月にウズベキスタンで行われる本大会の出場権を獲得した。

 出場した16人のうち、藤尾や細谷、中盤で起点となったMF藤田譲瑠(じょえる)チマ(徳島)、豊富な運動量で攻撃にリズムを生んだMF松岡大起(清水)ら11人は、「飛び級」で臨んだ東京オリンピックで主力となった久保建と同学年だ。世代の旗頭の久保建に対し、藤尾は「A(フル)代表でも活躍しているので、意識している部分はある…

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