特集

北京オリンピック2022

北京冬季オリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

北京五輪を支える

アルペン大国へ「留学」 強さの源泉に迫った全日本コーチの改革とは

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
アルペン大国・オーストリアにコーチ留学した経験を選手強化に生かす全日本スキー連盟の河野恭介・国内ヘッドコーチ=本人提供
アルペン大国・オーストリアにコーチ留学した経験を選手強化に生かす全日本スキー連盟の河野恭介・国内ヘッドコーチ=本人提供

 アルペンスキーの最高峰であるワールドカップ(W杯)で、日本選手は10年近く表彰台から遠ざかっている。閉塞(へいそく)感を打ち破ろうと強化に取り組むのが、全日本スキー連盟アルペンチームの河野恭介・国内ヘッドコーチ(30)だ。アルペン大国・オーストリアでの3年間のコーチ留学で強さの源泉に迫った経験を糧に、どう改革のうねりを生み出すのか。

オーストリア流の指導を体感

 長野県野沢温泉村出身でアルペンスキーの選手だった河野コーチは長野・飯山北高時代、2度も前十字靱帯(じんたい)を断裂した。それでもリハビリを重ねて大けがを乗り越え、早大時代の2013年11月には念願のW杯出場を果たした。五輪や世界選手権とは縁がなく、18年春に現役を引退。直後の夏、日本オリンピック委員会(JOC)のスポーツ指導者海外研修事業でオーストリアに渡った。

 アルペン男子のW杯国別対抗で、オーストリアは1991~92年シーズン以降の30年間で27回優勝と圧倒的な実績を誇る。選手時代に現地で一緒に練習した経験もある河野コーチは「ずっと強い、その裏付けを知りたい」と、同国のスキー連盟に受け入れてもらった。

この記事は有料記事です。

残り1038文字(全文1526文字)

【北京オリンピック2022】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集