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COP26取材の現場 朝起きたら抗原検査 コロナ対策、抜け穴も

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COP26参加者に配布されている新型コロナウイルスの抗原検査キット=英グラスゴーで2021年11月1日、信田真由美撮影
COP26参加者に配布されている新型コロナウイルスの抗原検査キット=英グラスゴーで2021年11月1日、信田真由美撮影

 英グラスゴーで開催中の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)には、世界各地から約2万5000人が参加している。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)下で、これほどの大規模国際会議は例がない。COP26での交渉を追う記者が日々経験している現場の感染対策とは。【グラスゴー信田真由美】

 COP26取材の1日は抗原検査から始まる。約2週間分の検査キットなど一式はグラスゴーに到着した10月30日にCOP26会場近くのホテルで受け取った。

 毎朝起きてすぐ、綿棒を片方の鼻の穴の中に入れて5回クルクルと回し、もう一方でも同じことを繰り返す。液体の入ったチューブの中に綿棒を入れてかき混ぜ、その液体を検査キットに4滴ほど垂らす。

 陰性なら赤い線1本、陽性なら2本が浮かび上がる。赤い線が「1本」であることを確認して、まずは一安心。条約事務局から送られてきた説明書には「結果が出るまで15~30分ほどかかり、失敗したらやり直し」と書かれており、最初は検体をうまく採取できるか不安だった。やってみると意外と簡単で、結果も数分で出た。

 検査キットに書かれたID番号と検査結果を専用のウェブサイトに入力すると、陰性であることを証明する文章が電子メールで届く。会場の入り口では、このメールの提示が求められ、提示しなければ政府関係者であっても入場できない。

 ただし、…

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【気候変動】

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